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日向遺跡

 
書名ふりがな
ひなたいせき
書名
日向遺跡
副書名かな
いっぱんこくどうにひゃくきゅうじゅうさんごうひたちおおたひがしばいぱすおよびしゅようちとうどうひたちかさませんばいぱすせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
一般国道293号常陸太田東バイパス及び主要地方道日立笠間線バイパス整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告第365集
シリーズ番号
著者名
小川貴行 松林秀和
編集・発行機関
公益財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029 -225-6587
発行年月日
2013(平成25)年3月15日
遺跡番号
08212-056
遺跡名かな
ひなたいせき
遺跡名
日向遺跡
遺跡所在地かな
いばらきけんひたちおおたしかめざくちょうあざひなた53ばんちほか
遺跡所在地
茨城県常陸太田市亀作町字日向53番地ほか
遺跡北緯度
36度31分58秒
遺跡東経度
140度33分53秒
遺跡標高
28〜33m
調査期間
20100601〜20110331
調査面積
7,550㎡
調査原因
一般国道293号常陸太田東バイパス及び主要地方道日立笠間線バイパス整備事業に伴う事前調査
種別
集落跡/古墳/その他の墳墓
時代
縄文/弥生/古墳/奈良/平安/室町/江戸/不明
遺構と遺物
縄文
地点貝塚1か所,土坑1基/縄文土器
弥生 竪穴住居跡1軒/弥生土器
古墳 古墳1基,竪穴住居跡36軒,円筒形土坑5基,土坑12基/土師器,須恵器,土製品(土玉・紡錘車・円筒形土製品),石器(磨石・凹石・砥石・台石),石製品(勾玉・管玉・臼玉・双孔方板・紡錘車),鉄製品(鋤先・鎌)
奈良・平安 竪穴住居跡93軒,掘立柱建物跡1棟,竪穴遺構9基,焼土遺構2基,土坑19基,ピット群1か所/土師器,須恵器,灰釉陶器,緑釉陶器,石器(砥石),石製品(腰帯具),金属製品(鞘尻金具・短刀・刀子・鉄鏃・鎌・紡錘車・釘)
室町・江戸 墓坑2基,溝跡1条/陶器,土師質土器,石製品(五輪塔),銭貨(永樂通寶)
不明 竪穴住居跡3軒,掘立柱建物跡1棟,道路跡1条,土坑186基,溝跡12条,ピット群7か所/縄文土器,弥生土器,土師器,須恵器,陶器,磁器,土製品(土器片円盤・円筒埴輪・紡錘車・泥面子),石器(尖頭器・鏃・磨製石斧),石製品(紡錘車・双孔円板・_状耳飾),鉄製品(釘・煙管)
要約
当遺跡は,古墳時代及び奈良・平安時代を中心とした複合遺跡である。古墳時代の集落は,前期に始まり,中期に古墳が築造された後も後期に至るまで継続して営まれる。奈良・平安時代の集落は,90軒以上の住居跡が確認でき,当該期において住居の形態や位置がどのように移行してゆくのかを知る上で貴重な資料となる。また,工房跡の可能性のある大形の竪穴遺構が3基確認されている。
 
調査区全景(北西上空から)
墨書土器「日奈田」(赤外線写真)
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