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茨城事務所

〒311-3114 東茨城郡茨城町大戸1660番地
TEL.029-291-0138
 
遺跡名
調査期間
主な時代
主な遺構
主な遺物
大戸下郷遺跡 平成16年6月1日〜平成16年11月30日 弥生時代・古墳時代・平安時代 竪穴住居跡,溝跡  弥生土器,土師器,須恵器,灰釉陶器,紡錘車
 

大戸下郷遺跡 (おおどしもごう遺跡) / 茨城事務所


平成16年10月から11月の調査状況

大戸下郷遺跡は11月で調査が終了します。低い台地に位置する住居跡の調査がほぼ終わり,現在は,高い台地にある住居跡を調査しています。
弥生時代の住居跡からは広口壺(ひろくちつぼ)や糸を紡ぐ紡錘車(ぼうすいしゃ),板状の炭化材(たんかざい)などが出土しています。また,古墳時代の住居跡では,住居が埋まる途中で捨てられた甕(かめ)や坏(つき)が出土しています。
弥生時代の住居跡から
たくさんの土器が出土しました
 弥生時代の住居跡から出土した
紡錘車です
   
ほぼ完全な状態で出土した土器です
 

平成16年8月から9月の調査状況

夏休み中は,地元の茨城町の小学生や中央青年の家の歴史探検隊の皆さんが遺跡の発掘体験学習にみえて,熱心に活動していました。現在調査している場所は,弥生時代から平安時代までの家の跡が重なり合って見つかっているところです。古墳時代後期の住居の竈(かまど)の周りからは,甕(かめ)や坏(つき)が良好な状態で出土しています。
住居跡を掘り込む作業をしています
住居跡からたくさんの土器が出土しました
   
竈(かまど)から土器が見つかっています
小学生による発掘体験学習の様子です
 

平成16年6月から7月の調査状況

茨城町北西部の大戸地区にあり,涸沼前川に面した標高10〜20mの台地上に位置しています。遺跡の西側部分は平成14年1月から10月まで調査が行われ,縄文時代から近世までの遺跡であることが分かりました。今回も弥生時代や古墳時代の人々が住んでいた住居跡がたくさん見つかっています。
 
生活の跡を見つける作業をしています。
たくさんの住居跡や溝跡が見つかりました。
 
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