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４月６日から始まった当遺跡の調査が，４月28日で終了しました。小幡城跡の調査は平成17年度から始まり，今回は第４次調査となります。今回の調査区は，小幡城跡の南西部で，溝やお墓，広場などが見つかった「Ⅶの郭」の南端にあたり，平成17年度調査で確認された第１号堀跡の北側の高低差４ｍほどの段状になった部分です。段上に土塁が存在していたかどうかが注目されましたが，調査では，土塁の痕跡は確認されませんでした。
当時，土塁が存在したかどうかは不明のままですが，位置や第１号堀跡と一体となった構造から，小幡城の防御施設の一部であったと考えられます。また，北側の平場には，土坑８基，ピット群１か所（ピット８基）が確認されています。
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©2002 Ibaraki education foundation. All rights reserved. |
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