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水戸北見事務所

 

水戸城跡(みとじょうあと 08201-172) [ご案内マップ]

所在地 茨城県水戸市北見町1番11号
立地 水戸市の北部,那珂川右岸の標高29mの台地縁辺部
調査原因 水戸地方検察庁仮庁舎建設事業
委託者 国土交通省関東地方整備局
調査期間 2013年12月1日〜2014年1月31日
調査面積 584㎡
種類 集落跡
主な時代 奈良時代,平安時代,江戸時代
主な遺構 竪穴建物跡11棟,水路施設1条,溝跡1条,土坑56基,整地面1か所
主な遺物 縄文土器,土師器,須恵器,土師質土器,瓦質土器,陶器,磁器,瓦,石製品(紡錘車),金属製品(腰帯具・刀子・釘)
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

調査の成果
今回の調査で,奈良時代と平安時代の竪穴建物跡などを確認しました。竪穴建物跡からは,腰帯具(巡方)や墨書土器が出土しました。巡方は銅製で裏側が鍍金されており,重要な地位の役人がいたことがうかがえます。また,江戸時代に整地したと考えられる面や,整地面上に設置された水路施設を確認しました。今回調査した範囲は,水戸城の北三の丸に位置しており,水戸城との関連が推測されます。
 
奈良時代と平安時代の竪穴建物跡 竪穴建物跡からたくさんの土器が
出土している様子
   
江戸時代の整地面と水路施設 腰帯具(巡方)
表(左)裏(右)
 

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