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つくば島名事務所

 

島名中代遺跡(しまななかだいいせき 08220-623) [ご案内マップ]

所在地 茨城県つくば市島名字中台1223番地ほか
立地 つくば市の南西部,谷田川右岸の標高21〜24mの台地上
調査原因 島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業
委託者 茨城県土浦土木事務所つくば支所
調査期間 2015年1月1日〜3月31日
調査面積 8,610㎡
種類 集落跡
主な時代 縄文時代,古墳時代,奈良時代,平安時代,室町時代,江戸時代
主な遺構 竪穴建物跡40棟,掘立柱建物跡2棟,溝跡20条,土坑・ピット1016基
主な遺物 縄文土器,土師器,須恵器,陶磁器
*主な時代をクリックすると年表が出ます。
 

調査の状況

島名中代遺跡の調査は,昨年度に続いて2回目です。今年度の調査区は,前回の北側にあたり,南東側には島名熊の山遺跡が広がっています。遺構確認の結果,縄文時代から平安時代までの竪穴建物跡40棟が,埋没した谷の周辺の微高地にまとまって確認できました。また,地面に穴をあけて柱を立てた掘立柱建物跡が,現在までに2棟確認でき,その数は調査が進むにつれ増えることが予想されます。島名熊の山遺跡をはじめとする周辺の遺跡との関連を視野に入れながら,調査を進めていきます。
 
遺構確認をする補助員 土地を区画した溝跡と縄文時代の住居跡
 

 
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