発掘遺跡一覧

古房地遺跡

こぼうちいせき

所在地 日立市大みか町4丁目15-13付近
立地 日立市の南東部、茂宮川左岸の標高20mほどの海岸段丘上
調査期間 2026年1月1日~3月31日
主な時代   

調査区遠景

date on: 2026.04

古房地遺跡の調査が終了しました。調査の結果、古墳時代の竪穴建物跡6棟、平安時代の竪穴建物跡6棟、掘立柱建物跡2棟などを確認しました。遺構の配置から、調査区の北部には古墳時代の集落が、南部には平安時代の集落が広がっていたことがわかりました。両時代の竪穴建物跡に敷設されている竈のほとんどは壊れた状態でしたが、凝灰岩の切石を組んで構築されており、この地域の竈構造の特徴を伺い知ることができました。

  • 北部調査区遠景(南から)

    北部調査区遠景(南から)

  • 凝灰岩の切石を組んで構築された竈

    凝灰岩の切石で構築された竈(平安時代)

第39号竪穴建物跡の柱穴と貯蔵穴

date on: 2026.03

第39号竪穴建物跡は、1辺8mの大型建物跡です。直径約70㎝の大きな柱穴が3つ並んでおり、北側と南側の柱穴の深さは約80㎝あります。それぞれ底面からは、柱の痕跡を2か所確認できたことから、柱の建て替えを行ったと考えられます。北壁中央に付設された かまど の東側からは、長方形の貯蔵穴を1か所確認し、複数の つきかめ が出土しました。

  • 直径約70㎝の柱穴が3つ並ぶ竪穴建物跡

    直径約70㎝の柱穴が3つ並ぶ竪穴建物跡

  • 貯蔵穴から出土した坏や甕

    貯蔵穴から出土した坏や甕

平安時代の竪穴建物跡から出土した遺物

date on: 2026.02

1月から調査を開始しました。平安時代と古墳時代の集落跡の調査を進めています。深さが80㎝ほどある平安時代の竪穴建物跡からは、「門」と書かれた墨書土器などが出土しました。

 

  • 出土した墨書土器「門」

    出土した墨書土器「門」

  • 深さが80㎝ほどある竪穴建物跡(東から)

    深さが80㎝ほどある竪穴建物跡(東から)