下坂田中台遺跡
しもさかたなかだいいせき
| 所在地 | 土浦市下坂田 |
|---|---|
| 立地 | 土浦市中西部、桜川左岸の標高約28m~30mの台地縁辺部 |
| 調査期間 | 2026年4月1日~7月31日 |
| 主な時代 |
調査区遠景(北西から)
date on: 2026.08
2年度にわたる調査が終了しました。調査の結果、竪穴建物跡160棟(縄文11・弥生4・古墳117・奈良3・平安17・時期不明8)、掘立柱建物跡15棟(平安13・時期不明2)、方形竪穴遺構2基(平安1・中世1)、溝跡29条(古墳1・平安3・中世6・近世6・時期不明13)、石器集中地点2か所などを確認し、縄文時代から中世までの断続的な集落跡と近世の墓域であったことがわかりました。旧石器時代の石器集中地点では、多くの剥片のほか、掻器(そうき)やナイフ形石器などが出土しました。
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調査区遠景(北西から)
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石器集中地点(旧石器時代)
第148号竪穴建物跡と石片集中地点
date on: 2026.07
調査区南部の第148号竪穴建物跡は、長軸4.6m、短軸4.4mの隅丸方形で、支柱穴と貯蔵穴、炉跡を確認しました。時期は古墳時代と考えられます。南東方向の支柱穴付近の床上直上層から滑石の石片がまとまって出土しました。石片はいずれも細片で、穿孔された臼玉の未成品がわずかに含まれていたことから、建物内や周辺で石製模造品を造っていた可能性があります。
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第148号竪穴建物跡完掘状況(南から)
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床上直上層の石片集中地点
第137号竪穴建物跡と竈の補強材として利用された甕
date on: 2026.06
第137号竪穴建物跡は、長軸5.4m、短軸4.6mの長方形で、支柱穴に加えて、東西壁に壁柱穴を確認しました。竈は北壁中央部に付設され、両袖の構築土からは、土師器の甕が逆位で出土しました。竈の袖部の補強材として利用されたと考えられます
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第137号竪穴建物跡完掘状況(南から)
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竈の補強材として利用された甕