鷲神社遺跡
わしじんじゃいせき
調査員のイチオシ
| 主な時代 | 平安時代 |
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鷲神社遺跡出土の管状土錘
調査員のイチオシは、平安時代(約1,100年前)の竪穴建物跡から出土した管状土錘(かんじょうどすい)です。管状土錘は、魚を捕る錘(おもり)として使われたものと考えられています。現在の漁業で使われている錘にも同じような形状のものがあり、それらを基に土錘の孔径(穴の大きさ)や形状、重さなどから、使用法などを解明しようとする研究も行われています。
鷲神社遺跡の所在する結城市の旧山川沼(現在は干拓されて水田)の沿岸において、当時の人々は管状土錘でどんな獲物を捕らえていたのでしょうか。
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鷲神社遺跡出土の管状土錘