上境旭台貝塚
かみざかいあさひだいかいづか
所在地 | 茨城県つくば市栄字毘沙門439-1番地ほか |
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立地 | つくば市の東部,桜川右岸の標高約27mの台地斜面部 |
調査期間 | 2018年4月1日~4月30日 |
調査面積 | 182㎡ |
主な時代 | 縄文時代 |
主な遺構 | 縄文土器(深鉢・浅鉢・注口土器・台付土器),土製品(土製耳飾り・土偶・有孔円盤・匙),石器(打製石斧・磨石・くぼみ石・石皿),石製品(石剣・石棒) |
主な遺物 | 縄文土器(深鉢・浅鉢・注口土器・台付土器),土製品(土製耳飾り・土偶・有孔円盤・匙),石器(打製石斧・磨石・くぼみ石・石皿),石製品(石剣・石棒) |
調査の成果
中根・金田台地区土地区画整理事業に伴う当遺跡の調査は,今回で最後となります。調査区は当遺跡の東端部に位置し,過去の調査で確認された第4号遺物包含層が広がっている範囲に相当しています。調査によって,遺物包含層に加えて,縄文時代晩期を中心とした竪穴建物跡や土坑も確認することができました。狭い調査範囲ながら,多量の縄文土器が集中している範囲や精巧な装飾が施された耳飾り,独特の顔の表現が施された土偶など,重要な遺物がたくさん出土しました。
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斜面中腹に構築された竪穴建物跡
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まとまって出土した縄文土器片
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細かな装飾が施された土製耳飾り
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独特の顔の表現が施された土偶