下大賀遺跡
しもおおがいせき
所在地 | 茨城県那珂市瓜連1424番地4ほか |
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立地 | 那珂市の北部,玉川右岸の標高約43mの台地上 |
調査期間 | 2019年4月1日~6月30日 |
調査面積 | 2,662㎡ |
主な時代 | 縄文時代奈良時代平安時代室町時代 |
主な遺構 | 縄文土器,土師器,須恵器,陶器,磁器,土製品,石器・石製品,金属製品 |
主な遺物 | 縄文土器,土師器,須恵器,陶器,磁器,土製品,石器・石製品,金属製品 |
調査の成果
奈良・平安時代の竪穴建物跡は2棟で,北方の区域に比べて激減していることから,集落の縁辺部であったことが分かりました。また,陥し穴を確認したことから縄文時代は狩場として,室町時代は,方形区画の薬研堀跡やその内郭部の土坑から中国産の白磁や刀剣類が出土したことから,居館であった可能性があります。
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奈良時代の竪穴建物跡
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室町時代の堀跡
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中国産の磁器片
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中国産磁器片と共に出土した刀剣類