中津川遺跡
なかつがわいせき
所在地 | 石岡市中津川字上富田ほか |
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立地 | 石岡市の南東部、恋瀬川左岸の標高約24mの台地上 |
調査期間 | 2023年8月1日~2023年9月30日 |
調査面積 | 508㎡ |
主な時代 | 縄文時代弥生時代江戸時代明治時代 |
主な遺構 | 縄文土器、弥生土器、土製品(土器片錘)、石器(磨石) |
主な遺物 | 縄文土器、弥生土器、土製品(土器片錘)、石器(磨石) |
調査の成果
date on: 2023.10
縄文時代中期の竪穴建物跡1棟と土坑17基などを確認しました。土坑は円筒状のものと口が狭く底面が広くなるものがあり、いずれも採集した堅果類(クリ・クルミなど)を保存するための貯蔵穴と考えられます。土坑からは、土器のほかに土器片を加工して漁網用の錘に転用した土器片錘や、堅果類の殻を割ったり実をすり潰したりするために使われたと考えられている磨石などが出土しました。
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縄文時代の竪穴建物跡
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円筒状の土坑