発掘遺跡一覧

原の内遺跡

はらのうちいせき

所在地 茨城県日立市石名坂町二丁目990-1
立地 日立市南部、茂宮川左岸の標高約57~60mの緩斜面部
調査期間 2022年7月1日~7月31日
調査面積 239㎡
主な時代 古墳時代奈良時代
主な遺構 縄文土器(深鉢)、土師器(坏・甕)、須恵器(蓋)、金属製品(釘)
主な遺物 縄文土器(深鉢)、土師器(坏・甕)、須恵器(蓋)、金属製品(釘)

調査の成果

date on: 2022.07

古墳時代と奈良時代の竪穴建物跡や溝跡などを確認しました。古墳時代の建物跡からは、土師器坏や甕などが出土しました。また、竈は凝灰質泥岩を使用して構築し、火床部に角柱状の支脚が2点設置されていました。こうした石材を用いた竈を持つ竪穴建物は、県北地域で顕著にみることができます。

  • 古墳時代の坏や甕が出土した建物跡

  • 石材を用いた竈

日立事務所

〒319-1225 茨城県日立市石名坂町2-10-1付近