大城遺跡
おおしろいせき
所在地 | 茨城県水戸市牛伏町266-8ほか |
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立地 | 水戸市の西部,桜川右岸の標高約45mの台地上 |
調査期間 | 2020年4月1日~7月31日 |
調査面積 | 2,379㎡ |
主な時代 | 平安時代 |
主な遺構 | 縄文土器(深鉢),土師器(坏・甕),須恵器(甕,甑),金属製品(銭貨) |
主な遺物 | 縄文土器(深鉢),土師器(坏・甕),須恵器(甕,甑),金属製品(銭貨) |
調査の成果
date on: 2020.07
大城遺跡の調査が終了しました。今回の調査では,竪穴建物跡5棟(縄文4・平安1)のほか,時期不明の掘立柱建物跡2棟,井戸跡1基,土坑51基,溝跡3条,ピット20基を確認しました。第2号竪穴建物跡の竃周辺部からは,逆位に重ねられた土師器の坏のほか,須恵器の大甕や甑が出土しました。当地域において,縄文時代と平安時代に集落が断続的に営まれていたことが明らかになりました。
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大城遺跡の遠景(南から)
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竃周辺部の遺物出土状況