大高台遺跡
おおたかだいいせき
所在地 | 茨城県高萩市赤浜1883番地4ほか |
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立地 | 高萩市の北東部,関根川左岸の標高約45mの台地上 |
調査期間 | 2019年1月4日~3月31日 |
調査面積 | 8,640㎡ |
主な時代 | 古墳時代奈良時代平安時代室町時代 |
主な遺構 | 縄文土器(深鉢),弥生土器(壺),土師器(甕),須恵器(坏・高台付坏),石器・石製品(石鏃・磨製石斧・打製石斧・勾玉),金属製品(銭貨) |
主な遺物 | 縄文土器(深鉢),弥生土器(壺),土師器(甕),須恵器(坏・高台付坏),石器・石製品(石鏃・磨製石斧・打製石斧・勾玉),金属製品(銭貨) |
調査の成果
当遺跡の調査は,1月下旬から2月中旬まで表土除去作業を実施し,その後,遺構確認作業を進めてきました。その結果,古墳時代から平安時代にかけての堅穴建物跡約30棟をはじめ,室町時代以降の方形竪穴遺構や時期不明の土坑など約350基を確認しました。古墳時代から平安時代にかけての堅穴建物跡は,調査範囲の北半分に集中しており,室町時代以降の各遺構はと調査範囲のほぼ全域に広がっています。調査範囲の南は多くの撹乱を受けて遺構の遺存状況が不良です。今年度の残された期間で調査範囲の全域について調査を終えることができないことから,来年度も継続して調査する予定です。
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台地の地形と調査範囲
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調査範囲に広がる遺構群(黒い影)