西久保遺跡
にしくぼいせき
所在地 | 茨城県稲敷市神宮寺1457-7ほか |
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立地 | 稲敷市中央部、小野川右岸の標高約30mの台地上 |
調査期間 | 2021年12月1日~2022年3月31日 |
調査面積 | 474㎡ |
主な時代 | 縄文時代古墳時代平安時代 |
主な遺構 | 縄文土器、弥生土器、土師器、土製品 |
主な遺物 | 縄文土器、弥生土器、土師器、土製品 |
調査の成果
date on: 2022.03
調査が終了しました。調査の結果、縄文時代中期(約4,500年前)の竪穴建物跡や食料を貯蔵したと考えられる袋状の土坑が多数見つかりました。また、古墳時代後期(約1,500年前)の竪穴建物跡や終末期(約1,400年前)の古墳群、平安時代の竪穴建物跡が確認できたことから、生活の場から墓域、再び生活の場として断続的に土地利用されていたことがわかりました。
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遺跡と周辺の地形(北西から)
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古墳時代後期の竪穴建物跡(西から)
調査の状況
date on: 2022.01
12月から調査が始まりました。調査区南東部では、古墳や土坑、溝跡など複数の遺構を調査しました。第2号墳の主体部を調査した結果、被葬者のものと考えられる歯や骨片を少量確認しました。石室の石材は多くが破壊され、副葬品等もそのほとんどが取り出されていることがわかりました。
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調査区南東部の調査状況
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第2号墳主体部内の破壊された石材