発掘遺跡一覧

日下部遺跡

くさかべいせき

所在地 古河市前林
立地 古河市南西部、女沼川左岸の標高約13mの微高地上。
調査期間 2025年9月1日~12月31日
主な時代

日下部遺跡の調査区近景と出土した灰釉陶器

date on: 2026.01

日下部遺跡の調査が終了しました。竪穴建物跡54棟(縄文1・古墳23、奈良・平安24・時期不明6)、掘立柱建物跡8棟(時期不明)などを確認し、縄文時代から奈良・平安時代の集落が断続的に営まれていたことが分かりました。特に平安時代の竪穴建物跡からは、灰釉陶器や緑釉陶器が出土しており、地域の有力者が推測されます。

  • 調査区近景(南東方向から)

    調査区近景(南東方向から)

  • 平安時代の竪穴建物跡から出土した灰釉陶器

    平安時代の竪穴建物跡から出土した灰釉陶器

竃の補強材や支脚として再利用された甕

date on: 2025.12

第40号竪穴建物跡に付設された竈の袖部の補強材として、左袖からは土師器の甕が逆位で、右袖からは正位で出土しました。また、焚き口天井部の補強材として土師器の甕を2個連結させ、使用された土師器の甕も出土しました。さらに火床面上から小型の甕が被熱を受け出土していることから支脚に転用したと考えられます。

  • 竃の補強材や支脚として再利用された甕

    竃の補強材や支脚として再利用された甕

竃から出土した甕

date on: 2025.10

第1号竪穴建物跡の竈内からは、土師器の甕2個体が横位に連なり、両袖部を渡すように出土しました。天井部の崩落土からの出土であることから、天井部補強材として用いられたと考えられます

  • 竈の両袖部を渡すように出土した土師器の甕

    竈の両袖部を渡すように出土した土師器の甕