報告書

上谷田遺跡

書名ふりがな かみやたいせき
書名 上谷田遺跡
副書名かな いっぱんこくどうたかさきばんどうせんばいぱすせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 一般県道高崎坂東線バイパス整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 319
編著者名 江原美奈子
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20090323
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな かみやたいせき
遺跡名 上谷田遺跡
所在地ふりがな いばらきけんじょうそうしすぎやま
遺跡所在地 茨城県常総市杉山1385番地ほか
遺跡北緯度 36度07分28秒
東経度 139度56分45秒
遺跡標高 18.6~21.6m
調査期間 20070901-20070930
調査面積 1411㎡
調査原因 一般県道高崎坂東線バイパス整備事業に伴う事前調査
種別 集落跡/その他
時代 奈良時代平安時代江戸時代
遺構と遺物

奈良・平安:竪穴住居跡5軒,土坑2基/土師器(坏・甕・甑),須恵器(坏・蓋・瓶・甕)
近世:水路跡1条,土坑2基,溝跡1条/土師質土器(皿),陶器(碗・皿・甕・擂鉢),磁器(碗)
不明:土坑4基,ピット群1か所

特記事項・要約 当遺跡は古代には下総国岡田郡に属しており,谷を挟んで約1km北には初期官衙が確認された国生本屋敷遺跡がある。今回の調査では,奈良・平安時代の集落の一部が確認され,古代岡田郡の様相を知る上で貴重な資料となった。また調査区の北側を横断する水路跡は,時期の確定は困難であるものの,近世以降の干拓事業に伴い掘削された可能性があり,当時の水利事業をうかがわせる資料として重要である。
  • 上谷田遺跡遠景

  • 奈良時代の住居跡の調査