報告書

上野古屋敷遺跡4

書名ふりがな うえのふるやしきいせき
書名 上野古屋敷遺跡4
副書名かな なかね・こんだだいとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 中根・金田台特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次 XIII
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 334
編著者名 櫻井完介 江原美奈子
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2010(平成22)年3月24日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな うえのふるやしきいせき
遺跡名 上野古屋敷遺跡4
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざうえのあざにしくぼ139ばんちほか
遺跡所在地 茨城県つくば市大字上野字西久保439番地 ほか
遺跡北緯度 36度6分48秒(36度7分00秒)
東経度 140度7分33秒(140度7分21秒)
遺跡標高 25~28m
調査期間 20070901~20071231 20081101~20081231
調査面積 1,862㎡ 8,958㎡
調査原因 中根・金田台特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡/墓域/その他
時代 縄文時代鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山戦国時代
遺構と遺物

縄文:陥し穴5基/石器(鏃)
中世:掘立柱建物跡5棟,地下式坑9基,井戸跡1基,土坑15基,火葬土坑1基,溝跡13条,堀跡1条,道路跡4条,柵跡1列
不明:井戸跡5基,土坑98基,溝跡20条,ピット群10か所,畝状遺構1か所,埋没谷1か所

特記事項・要約 前回までの調査で,当遺跡は縄文時代早・前・中期,弥生時代後期,古墳時代前・中期,奈良・平安時代,中世後半と断続的に集落が営まれた旧石器時代から江戸時代までの複合遺跡であることが判明している。今回の調査の結果,その南部は耕作地や墓域に使われていた区域であることが確認できた。
  • 墓域で確認した地下式坑

  • 地下式坑や溝跡から出土した中世の古銭