報告書

下土師東遺跡

書名ふりがな しもはじひがしいせき
書名 下土師東遺跡
副書名かな ひがしかんとうじどうしゃどうみとせん（いばらきみなみＩＣ～いばらきＪＣＴ）けんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 東関東自動車道水戸線（茨城南ＩＣ～茨城ＪＣＴ）建設事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 305
編著者名 芳賀　友博/菊池直哉
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20080324
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の２
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな しもはじひがしいせき
遺跡名 下土師東遺跡
所在地ふりがな いばらきけんひがしいばらきぐんいばらきまちおおあざしもはじあざひがしやま
遺跡所在地 茨城県東茨城郡茨城町大字下土師字東山2,381番地ほか
遺跡北緯度 36度19分15秒
東経度 140度24分15秒
遺跡標高 23～30ｍ
調査期間 20051001-20051231，20060401-20070331
調査面積 27,231㎡
調査原因 東関東自動車道水戸線（茨城南ＩＣ～茨城ＪＣＴ）建設事業に伴う事前調査
種別 集落跡/墓域
時代 縄文時代古墳時代奈良時代平安時代鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山江戸時代時期不明
遺構と遺物

縄文時代：竪穴住居跡1軒，陥し穴2基/縄文土器（深鉢），石器（磨製石斧・尖頭器・石鏃）
古墳時代：竪穴住居跡10軒/土師器（坏・椀・高坏・器台・坩・甕・壺），須恵器（甕），石製品（臼玉・管玉），土製品（球状土錘・小玉）
奈良・平安時代：竪穴住居跡24軒，掘立柱建物跡12棟，溝跡4条，井戸跡1基，土坑1基/土師器（坏・椀・甕），須恵器（坏・高盤・甕・長頸瓶・蓋），灰釉陶器（長頸瓶），石器（砥石），鉄器（刀子・鎌）
中世・近世：溝跡7条，井戸跡14基，炭焼窯跡1基，土坑2基/土師質土器（小皿），銅製品（古銭・煙管）
近世：墓坑71基/銅製品（古銭・煙管）
不明：掘立柱建物跡3棟，溝跡11条，土坑316基，ピット群3か所，不明遺構2基/土師器，須恵器，縄文土器，石器，銅製品，土製品
特記事項・要約 縄文時代前期，古墳時代前・後期，奈良・平安時代，江戸時代の複合遺跡である。第4･5区を中心に古墳時代後期から平安時代の集落跡が確認され，第6区では，縄文時代前期と古墳時代前期の集落跡が確認されている。調査区の全域で江戸時代の墓坑が多く検出されており，江戸時代には墓域として土地利用されていた。

  • 下土師東遺跡　遠景

  • 漆紙文書付須恵器坏「大同三年正□ヵ」

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