報告書

舟塚古墳群

書名ふりがな なかみちいせき てらうちいせき おおしろいせき ふなつかこふんぐん
書名 中道遺跡 寺内遺跡 大城遺跡 舟塚古墳群
副書名かな しゅようちほうどういしおかしろさとせんばいぱすせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 主要地方道石岡城里線バイパス整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 465
編著者名 近江屋成陽
編集・発行機関 公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2023(令和5)年1月26日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな ふなつかこふんぐん
遺跡名 舟塚古墳群
所在地ふりがな いばらきけんみとしおおだらまち1327ばんち4ほか
遺跡所在地 茨城県水戸市大足町1327番地4ほか
遺跡北緯度 36度39分48秒
東経度 140度37分87秒
遺跡標高 41〜42m
調査期間 20200401~20200731
調査面積 653㎡
調査原因 主要地方道石岡城里線バイパス整備事業に伴う事前調査
種別 墓域/その他
時代 奈良時代平安時代時期不明
遺構と遺物

奈良・平安:火葬墓3基/須恵器(蓋・盤・短頸壺・長頸瓶)
時期不明:土坑20基、ピット群3か所

特記事項・要約 奈良·平安時代の火葬墓3基を確認した。第1号火葬墓は、須恵器甕の口縁に須恵器盤を正位で重ねた蔵骨器を逆位で設置している。第2火葬墓は、須恵器長頸瓶の口縁に須恵器蓋を逆位で重ねた蔵骨器を逆位で設置している。第3号火葬墓は、体部に装飾突起を有する短頸壺を正位で設置している。那珂川流域では蔵骨器を逆位に設置する埋葬例が多いことが判明しており、当遺跡資料はその特徴を示す代表的な事例となる。
  • 調査区遠景(北から)

  • 蔵骨器に使われた須恵器