報告書

元宮本前山遺跡

書名ふりがな もとみやもとまえやまいせき
書名 元宮本前山遺跡
副書名かな かみかわらざき・なかにしとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 上河原崎・中西特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次 2
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 265
編著者名 高野裕璽
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20060324
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな もとみやもとまえやまいせき
遺跡名 元宮本前山遺跡
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざかみかわらざきもとみやもとあざまえやま
遺跡所在地 茨城県つくば市大字上河原崎元宮本字前山49番地の4ほか
遺跡北緯度 36度04分25秒
東経度 140度02分09秒
遺跡標高 19.2~23.6m
調査期間 20040601-20041031
調査面積 14910㎡
調査原因 上河原崎・中西特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡
時代 旧石器時代縄文時代古墳時代時期不明
遺構と遺物

旧石器時代:石器集中地点1か所/石器(石核,ナイフ形石器,石刃,剥片)
縄文時代:炉穴3基,陥し穴7基/縄文土器(深鉢)石器(石鏃・台石)
古墳時代:竪穴住居跡22軒,土坑4基/土師器・土製品(支脚),石製品(剣形模造品・有孔円板・臼玉・勾玉・棗玉・紡錘車),滑石片
不明:方形竪穴遺構1基,土坑32基/土師器

特記事項・要約 旧石器時代から古墳時代にかけての複合遺跡である。旧石器時代では,南側に広がる台地の端部において,石器集中地点が確認されている。縄文時代では,炉穴3基が確認されている。竪穴住居跡はいずれも古墳時代中期で住居跡から多数の石製模造品が確認されている。石製模造品の工房と見られる住居跡が確認されている。竪穴住居跡22軒中10軒が焼失住居である。
  • 元宮本前山遺跡 遠景

  • 元宮本前山遺跡 出土遺物(石製品・製作道具)