取手宿跡
書名ふりがな | とりでしゅくあと2 |
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書名 | 取手宿跡2 |
副書名かな | としけいかくどうろかみしんまちかんじょうせん(ひがしこうく)がいろせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 | 都市計画道路上新町環状線(東工区)街路整備事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
シリーズ名 | 茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 | 409 |
編著者名 | 近江屋成陽 |
編集・発行機関 | 公益財団法人茨城県教育財団 |
発行年月日 | 2016(平成28)年3月18日 |
郵便番号 | 〒310-0911 |
住所 | 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 | 029-225-6587 |
遺跡名ふりがな | とりでしゅくあと |
遺跡名 | 取手宿跡 |
所在地ふりがな | いばらきけんとりでしひがしにちょうめこう893-3ほか |
遺跡所在地 | 茨城県取手市東二丁目893-3ほか |
遺跡北緯度 | 36度88分86秒 |
東経度 | 140度6分93秒 |
遺跡標高 | 6~8m |
調査期間 | 20140401~20140630 |
調査面積 | 778㎡ |
調査原因 | 都市計画道路上新町環状線(東工区)街路整備事業に伴う事前調査 |
種別 | 宿場跡 |
時代 | 江戸時代明治時代 |
遺構と遺物 | 江戸・明治:礎石建物跡2棟,建物跡1棟,礎石列2列,礎石6か所,土坑9基,溝跡1条,柱穴列1条,焼土層1か所,整地層1か所/土師質土器(小皿・焼塩壺・焜炉・鉢),瓦質土器(鉢・七厘),陶器(碗・急須蓋・蓋付き双耳壺・徳利・灯明皿・灯明受皿・秉燭・壺・甕・大鉢・片口鉢・擂鉢・土瓶),磁器(小坏・碗・猪口・皿・急須蓋・急須・瓶・戸車),土製品(竈鍔・風口・器台形・煉瓦),石器(敲石・砥石・火打石・石臼),金属器(鋲・釘・刀子・鋤先),金属製品(煙管),銭貨(寛永通寳・文久永寳),瓦(平瓦・丸瓦・軒平瓦・軒丸瓦・桟瓦),ガラス製品(瓶) |
特記事項・要約 | 江戸時代から明治時代初頭まで続いた宿場跡である。宿場を拡張するために19世紀前葉に整地され,水戸街道沿いに礎石建物の町屋が建てられた。また,取手宿の範囲がさらに東に広がっていたことや,礎石建物の基礎が地形により工夫して作られていること,記録に残されていない江戸時代後期(19世紀後半)の大規模な火災の跡を確認した。 |
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調査B区全景(東から)
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取手宿跡の出土遺物