報告書

古館明神脇遺跡

書名ふりがな ふるだてみょうじんわきいせき
書名 古館明神脇遺跡
副書名かな かやまるいったいがたとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょよん
副書名 萱丸一体型特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書Ⅳ
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 369
編著者名 綿引英樹
編集・発行機関 公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2013(平成25)年3月15日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな ふるだてみょうじんわきいせき
遺跡名 古館明神脇遺跡
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざふるだてあざかみあしわき145の2ばんちほか
遺跡所在地 茨城県つくば市大字古館字神足脇145-2番地ほか
遺跡北緯度 36度00分41秒
東経度 140度04分22秒
遺跡標高 20m
調査期間 20090401~20090831
調査面積 10,128㎡
調査原因 萱丸一体型特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡/その他
時代 古墳時代時期不明
遺構と遺物

古墳:竪穴住居跡15軒,土坑2基/土師器(坏・椀・坩・高坏・壺・甕・ミニチュア土器・手捏土器),須恵器(坏・はそう・甕),土製品(土玉),石器(鏃・紡錘車・砥石),石製模造品(臼玉・双孔円板),鉄製品(刀子・鏃・鎌)
不明:土坑3基,溝跡1条/縄文土器,土師器(坏・甕),須恵器(坏),石器(鏃),剥片,銭貨(寛永通寶)

特記事項・要約 古墳時代中期の集落であることが分かった。住居は広場を中心に楕円形に配置され,大形の住居と小形の住居が組み合わさって構成されている。使う目的によって建物を分けていた可能性がある。また,搬入品の須恵器や類例の少ない鉄鏃が出土し,有力者の存在が推測される。
  • 調査区全景(南上空から)

  • 出土した土器