吉十北遺跡
書名ふりがな | よしじゅうきたいせき かんじゅうろうぼりあと |
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書名 | 吉十北遺跡 勘十郎堀跡 |
副書名かな | ひがしかんとうじどうしゃどうみとせん(ほこた〜いばらきくうこうきたかん)けんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ |
副書名 | 東関東自動車道水戸線(鉾田〜茨城空港北間)建設事業地内埋蔵文化財調査報告書 |
シリーズ名 | 茨城県教育財団文化財調査報告 |
シリーズ番号 | 419 |
編著者名 | 清水哲 内田勇樹 海老澤稔 仙波亨 |
編集・発行機関 | 公益財団法人茨城県教育財団 |
発行年月日 | 2017(平成29)年3月17日 |
郵便番号 | 〒310-0911 |
住所 | 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2 |
電話番号 | 029-225-6587 |
遺跡名ふりがな | よしじゅうきたいせき |
遺跡名 | 吉十北遺跡 |
所在地ふりがな | いばらきけんほこたししもとみたあざよしじゅう984ばん2ほか |
遺跡所在地 | 茨城県鉾田市下冨田字吉十984番2ほか |
遺跡北緯度 | 36度12分34秒 |
東経度 | 140度27分03秒 |
遺跡標高 | 27〜29m |
調査期間 | 20140401〜20141130 |
調査面積 | 5,890㎡ |
調査原因 | 東関東自動車道水戸線(鉾田〜茨城空港北間)建設事業に伴う事前調査 |
種別 | 集落跡/その他 |
時代 | 縄文時代奈良時代時期不明 |
遺構と遺物 | 縄文:竪穴建物跡36棟,炉跡7基,陥し穴2基,土坑699基/縄文土器(深鉢・双口深鉢・鉢・浅鉢・小型浅鉢・壺・小型壺・器台・有孔鍔付土器・小型台付土器・コップ形土器・ミニチュア土器・手捏土器),土製品(土器片錘・耳栓・土偶・土器片円盤・有孔円板・きのこ形土製品・不明土製品),石器(ナイフ形石器・角錐状石器・尖頭器・スクレイパー・石錐・鏃・鏃未成品・異形石器・楔形石器・打製石斧・磨製石斧・磨製石斧未成品・石皿・磨石・敲石・敲砥石・石錘・凹石・砥石・台石・多孔石・炉石・浮子),石製品(玦状耳飾り・石棒・石剣),加工痕のある剥片,剥片,石核,母岩 |
特記事項・要約 | 縄文時代中期前葉から後葉にかけて営まれた集落跡と奈良時代の集落跡を確認した。縄文時代の竪穴建物跡や袋状土坑から出土した多量の土器や石器群は,当時の土器様相や他地域との交流,石器製作を媒介とした交易の様子などがうかがえる好資料である。また,奈良時代の竪穴建物跡の竈からは須恵器の坏が重なって出土している。 |
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調査区全景(西から)
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石斧と敲砥石