報告書

宮田館跡

書名ふりがな みやたやかたあと
書名 宮田館跡
副書名かな しゅようちほうどうたまりみとせんどうろかいりょうじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 主要地方道玉里水戸線道路改良事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 374
編著者名 田村雅樹
編集・発行機関 公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2013(平成25)年3月15日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな みやたやかたあと
遺跡名 宮田館跡
所在地ふりがな いばらきけんおみたましみやたあざこやのやま111-7ばんちほか
遺跡所在地 茨城県小美玉市宮田字コヤノ山1117-7番地ほか
遺跡北緯度 36度19分16秒
東経度 140度34分57秒
遺跡標高 10~22m
調査期間 20110401~20110630
調査面積 934㎡
調査原因 主要地方道玉里水戸線道路改良に伴う事前調査
種別 城館跡/その他
時代 戦国時代 / その他
遺構と遺物

戦国:曲輪跡2区画,掘立柱建物跡柱1棟,土塁跡2条,堀跡1条,土坑1基/土師質土器(皿・擂鉢・鍋),石製品(火打ち石),金属製品(鉄砲玉)
その他:縄文土器(深鉢),弥生土器(壺),土師器(坏・高坏・甕),陶磁器(皿・碗・灯明受皿・擂鉢),土製品(管状土錘),石器(石鏃・剥片),銭貨(一銭銅貨)

特記事項・要約 宮田館跡は園部氏が居城とした小川城の枝城として,16世紀前葉までには築城されていた。園部川を挟んで対峙した大掾氏に対する城館であるとともに,交通の要所を睨んだ築城であったものと考えられる。
  • 調査区全景(西上空から)

  • 堀跡から出土した土師質土器と鉄砲玉