報告書

小幡城跡

書名ふりがな おばたじょうあと2
書名 小幡城跡2
副書名かな ひがしかんとうじどうしゃどうみとせん(いばらきみなみいんたーちぇんじ~いばらきじゃんくしょん)けんせつじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 東関東自動車道水戸線(茨城南IC~茨城JCT)建設事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 340
編著者名 寺内久永
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2011(平成23)年3月23日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな おばたじょうあと
遺跡名 小幡城跡
所在地ふりがな いばらきけんひがしいばらきぐんいばらきまちおおあざおばたあざじょうのうち1,920ばんちほか
遺跡所在地 茨城県東茨城郡茨城町大字小幡字城ノ内1,920番地ほか
遺跡北緯度 36度15分52秒
東経度 140度24分11秒
遺跡標高 14~27m
調査期間 20090401/20090430
調査面積 160㎡
調査原因 東関東自動車道水戸線(茨城南IC?茨城JCT)建設事業に伴う事前調査
種別 城跡/その他
時代 鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山戦国時代江戸時代
遺構と遺物

中世・近世:堀跡1条,段切状遺構1基/土師質土器(皿・内耳鍋・擂鉢), 陶磁器(碗・皿),石器(砥石)
不明:土坑8基,ピット群1か所

特記事項・要約 小幡城跡は,台地先端部を利用して造られた城で,現在でも郭や堀,土塁が良好に残っている。調査は,Ⅶ郭の南端の堀と段切状遺構を中心に行い,Ⅶ郭を囲む防御施設の一部であることが分かった。堀と段切状遺構は,16世紀代に改変が行われており,戦国時代の終わりとともに廃絶されている。
  • 上空から見た小幡城

  • 南西部の防御施設(段切状遺構)