報告書

島名境松遺跡

書名ふりがな しまなまえのひがしいせき しまなさかいまついせき やたべうるしいせき 
書名 島名前野東遺跡 島名境松遺跡 谷田部漆遺跡
副書名かな しまな・ふくだつぼいったいがたとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 191
編著者名 寺門千勝 田原康司 梅澤貴司
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2002(平成14)年3月25日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029 -225 -6587
遺跡名ふりがな しまなさかいまついせき
遺跡名 島名境松遺跡
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざしまなあざさかいまつ3745ほか
遺跡所在地 茨城県つくば市大字島名字境松3745ほか
遺跡北緯度 36度02分54秒
東経度 140度03分37秒
遺跡標高 19~22m
調査期間 20000901~20010131
調査面積 9288㎡
調査原因 島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡/ その他
時代 旧石器時代縄文時代古墳時代時期不明
遺構と遺物

旧石器/縄文/古墳/不明
旧石器:石器(ナイフ形石器・スクレイパー)
縄文:竪穴住居跡 32軒,炉跡 3基,土器焼成遺構 1基,土器埋設遺構1基,土坑 238基(大形 4基・円筒形 12基・フラスコ状 5基・その他 217基)/縄文土器(深鉢・鉢),土製品(抉状耳飾・土器円板・有孔円板),石器(石鏃・打製石斧・磨製石斧・石錘・磨石・凹石),石製品(石棒)
古墳:竪穴住居跡 7軒/土師器(坏・高坏・椀・鉢・壺・甕・甑),須恵器(高坏),土製品(球状土錘・紡錘車・支脚),石製品(紡錘車・双孔円板・臼玉)
不明:土坑 451基,不明遺構 4基

特記事項・要約 縄文時代中期および古墳時代後期に集落跡が営まれた複合遺跡である。加曽利E式期の集落跡が主体であるが,阿玉台式期の住居跡も確認されている。さらに,加曽利E式期の廃絶住居を利用した縄文土器の焼成遺構も確認されている。
  • 南側上空から見た当遺跡

  • 第1号土器焼成遺構の完掘状況