報告書

島名熊の山遺跡(9区)

書名ふりがな しまなくまのやまいせき
書名 島名熊の山遺跡
副書名かな しまな・ふくだつぼいったいがたとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次 13
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 280
編著者名 酒井雄一/渡邉浩実/斎藤貴史/清水 哲
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20070323
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな しまなくまのやまいせき(きゅうく)
遺跡名 島名熊の山遺跡(9区)
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざしまなあざどうじょうまえ
遺跡所在地 茨城県つくば市大字島名字道場前1654-1番地ほか
遺跡北緯度 36度03分48秒
東経度 140度03分27秒
遺跡標高 19~22m
調査期間 20040401-20040629
調査面積 2062㎡
調査原因 島名・福田坪一体型特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡/生産遺構/墓域跡/その他
時代 古墳時代平安時代鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山江戸時代時期不明
遺構と遺物

古墳時代:竪穴住居跡4軒/土師器,須恵器
平安時代:竪穴住居跡15軒,掘立柱建物跡5棟,土坑9基,廃棄土坑4基/土師器,須恵器,石器・石製品(砥石・紡錘車),腰金具(巡方),鉄製品(刀子・鏃・釘)椀状滓
中世時代:鋳造土坑1基,方形竪穴遺構1基,井戸跡2基/鋳造片(蓮弁座・鰐口・乳),炉壁片
不明:竪穴住居跡1軒,溝跡3条,道路跡2条,井戸跡8基,土坑98基,墓坑3基/土師器,須恵器,陶器(碗),磁器(碗)

特記事項・要約 過去の調査結果を含めると,古墳時代から平安時代にかけての竪穴住居跡約2000軒,掘立柱建物跡約380棟が確認されている県内最大級の集落跡である。今年度報告の調査区からは,台地の南東部斜面と南西部で,古墳時代から平安時代の集落跡のほか中世から近世にかけての地下式壙,墓坑,井戸跡とともに,大規模な堀跡や溝跡が確認されている。
  • 16区遠景

  • 出土鋳型片