報告書

旧宝幢院跡

書名ふりがな きゅうほうどういんあと
書名 旧宝幢院跡
副書名かな いっぱんこくどうしろさとなかせんばいぱすせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 一般県道城里那珂線バイパス整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 316
編著者名 作山智彦
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20090323
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の２
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな きゅうほうどういんあと
遺跡名 旧宝幢院跡
所在地ふりがな いばらきけんひがしいばらきぐんしろさとまちなかさい
遺跡所在地 茨城県東茨城郡城里町那珂西2378番地の4ほか
遺跡北緯度 36度27分39秒
東経度 140度23分52秒
遺跡標高 38.5～41.5ｍ
調査期間 20070601-20070731
調査面積 3838㎡
調査原因 一般県道城里那珂線バイパス整備事業に伴う事前調査
種別 集落跡/その他
時代 古墳時代奈良時代平安時代鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山江戸時代時期不明
遺構と遺物

古墳 竪穴住居跡1軒，土坑1基/土師器（坏・甕）
奈良・平安 竪穴住居跡2軒，土坑1基/土師器（甕・甑），須恵器（坏・蓋）
中世/近世 掘立柱建物跡1棟，柵跡3列，地下式坑1基，溝跡2条，道路跡5条，塚1基/陶器（碗・皿），土師質土器（火鉢・内耳鍋），磁器（皿），古銭（寛永通宝）
不明 溝跡2条，土坑9基，ピット8か所/土師器（鉢・甕），須恵器（坏・高台付坏・盤・蓋・甕），土師質土器（小皿・内耳鍋），陶器（皿・鉢・甕），磁器（皿），石器（石鏃・打製石斧・砥石），石製品（碁石）
特記事項・要約 西田川左岸に古墳時代，奈良・平安時代の集落が営まれていたことが判明した。今回の調査区域内では寺院跡は確認できなかったが，掘立柱建物跡など中世の遺構が確認できた。礫が敷設された道路跡や塚が確認でき，旧宝幢院跡に比定されたこととの関連が考えられる。

  • 旧宝憧院跡全景

  • 古墳時代の住居跡

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