報告書

玉取向山遺跡

書名ふりがな たまとりむかいやまいせき
書名 玉取向山遺跡
副書名かな けんりつつくばようごがっこう(かしょう)せいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 県立つくば養護学校(仮称)整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 263
編著者名 奥沢哲也
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20060324
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな たまとりむかいやまいせき
遺跡名 玉取向山遺跡
所在地ふりがな いばらきけんつくばしおおあざたまとりあざむかいやま
遺跡所在地 茨城県つくば市大字玉取字向山2071番地ほか
遺跡北緯度 36度07分40秒
東経度 140度06分40秒
遺跡標高 20.6~27.6m
調査期間 20040601-20040831
調査面積 20203㎡
調査原因 県立つくば養護学校(仮称)整備事業に伴う事前調査
種別 集落跡/墓地跡/その他
時代 縄文時代弥生時代古墳時代鎌倉時代南北朝時代室町時代安土桃山江戸時代時期不明
遺構と遺物

縄文時代:土坑6基/縄文土器(深鉢・甕),石器(石斧・石鏃)
弥生時代:竪穴住居跡4軒/弥生土器(壺),土製品(紡錘車・勾玉)
古墳時代:竪穴住居跡1軒/土師器(坏・甕)
中世:火葬土坑3基,土坑墓5基/金属製品(古銭)
近世:溝跡2条/陶・磁器(猪口・灯明・受皿・擂鉢)
不明:土坑85基,溝跡10条,炉跡12基

特記事項・要約 縄文時代から近世にかけての複合遺跡である。つくば地域では数少ない弥生時代後期前半の集落跡が確認された。中世においては,火葬土坑及び土坑墓が確認された。近世の区画溝と考えられる直線上に延びる溝が確認された。
  • 玉取向山遺跡 第5号住居跡完掘状況

  • 玉取向山遺跡 第1号溝完掘状況