報告書

大戸富士山遺跡

書名ふりがな はぐろやまいせき  おおどふじやまいせき
書名 羽黒山遺跡 大戸富士山遺跡
副書名かな やさしさのまち「さくらのさと」せいびじぎょうにともなうまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 やさしさのまち「桜の郷」整備事業に伴う埋蔵文化財調査報告書
巻次 7
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 279
編著者名 石川義信/小室弘毅
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 20070323
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな おおどふじやまいせき
遺跡名 大戸富士山遺跡
所在地ふりがな いばらきけんひがしいばらきぐんいばらきまちおあざおおどあざふじやま
遺跡所在地 茨城県東茨城郡茨城町大字大戸字富士山3271番地の1ほか
遺跡北緯度 36度19分25秒
東経度 140度24分51秒
遺跡標高 24~29m
調査期間 20050901-20060131
調査面積 13354㎡
調査原因 やさしさのまち「桜の郷」整備事業に伴う事前調査
種別 集落跡/生産跡/その他
時代 旧石器時代縄文時代奈良時代平安時代時期不明
遺構と遺物

旧石器時代:石器集中地点4か所/ナイフ形石器,石核,剥片
縄文時代:竪穴住居跡1軒,陥し穴2基/縄文土器,石器(磨石・敲石)
奈良・平安時代:竪穴住居跡30軒,掘立柱建物跡6棟,溝跡1条,柵跡2列/土師器,須恵器,土製品(支脚),石器・石製品(砥石・紡錘車),鉄製品(刀子),鉄滓
不明:炭焼窯跡5基,土坑43基,ピット群2か所,埋没谷2か所/縄文土器,土師器,須恵器,石器(石鏃・磨石・敲石・砥石),瓦

特記事項・要約 奈良・平安時代を中心とする旧石器時代から近世にかけての複合遺跡である。両遺跡とも,旧石器時代は石器製作の場として,古墳時代前期と奈良・平安時代は東西に延びる小さな谷を取り囲むように集落が形成され,人々の生活が営まれていたことがうかがえる。
  • 大戸富士山遺跡出土旧石器

  • 遺跡遠景