報告書

根崎遺跡

書名ふりがな にしくりやまいせき2  ねさきいせき2
書名 西栗山遺跡2  根崎遺跡2
副書名かな かやまるいったいがたとくていとちくかくせいりじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 萱丸一体型特定土地区画整理事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 349
編著者名 寺内久永 前島直人
編集・発行機関 財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2011(平成23)年3月23 日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな ねさきいせき
遺跡名 根崎遺跡
所在地ふりがな いばらきけんつくばしねさきあざかなくず206ばんちほか
遺跡所在地 茨城県つくば市根崎字金屑206番地ほか
遺跡北緯度 36度0分15秒
東経度 140度4分29秒
遺跡標高 20m
調査期間 20071101 / 20071231 20080201 / 20080331 20090401 / 20090630
調査面積 862 ㎡ / 5,241 ㎡ / 2,650 ㎡
調査原因 萱丸一体型特定土地区画整理事業に伴う事前調査
種別 集落跡/その他
時代 縄文時代古墳時代奈良時代平安時代時期不明
遺構と遺物

縄文:竪穴住居跡5軒,炉穴9基,陥し穴4基,土坑2基,遺物包含層1か所/縄文土器(尖底深鉢・深鉢)
古墳:竪穴住居跡10軒,土坑1基/土師器(坏・椀・坩・鉢・甕・甑),須恵器(坏・蓋・平瓶),土製品(五鈴鏡形土製模造品・土玉)
奈良:竪穴住居跡5軒/土師器(坏・甕・甑),須恵器(坏・蓋)
平安:竪穴住居跡1軒,掘立柱建物跡1棟/土師器(坏・甕)
不明:土坑49基,溝跡6条,ピット群4か所/金属製品(銭貨)

特記事項・要約 縄文時代から平安時代の住居跡が確認された。集落の盛期は古墳時代中期で,断続的に集落が存在していたことが明らかになった。特に,第29 号住居跡からは,五鈴鏡形土製模造品が出土しており,古墳時代中期の祭祀を考える上で,貴重な資料になると考えられる。
  • 西上空から見た根崎遺跡

  • 第29号住居跡から出土した遺物