報告書

並木新田台北遺跡

書名ふりがな たてのいせき なみきしんでんだいきたいせき
書名 館野遺跡 並木新田台北遺跡
副書名かな かっこかりじょうばんどういしおかおみたますまーといんたーちぇんじといばらきくうこうをむすぶどうろせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 (仮)常磐道石岡小美玉スマートICと茨城空港を結ぶ道路整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 451
編著者名 齋藤貴稚,埋蔵文化財の保存処理いしかわ
編集・発行機関 公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2021(令和3年)年3月16日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな なみきしんでんだいきたいせき
遺跡名 並木新田台北遺跡
所在地ふりがな いばらきけんおみたましおおやあざなみきしんでん518ばんちほか
遺跡所在地 茨城県小美玉市大谷字並木新田台518番地ほか
遺跡北緯度 36度12分54秒
東経度 140度17分56秒
遺跡標高 19〜24m
調査期間 20170501~20170630/20180122〜20180331
調査面積 2,455㎡/820㎡
調査原因 (仮)常磐道石岡小美玉スマートICと茨城空港を結ぶ道路整備事業に伴う事前調査
種別 集落跡/その他
時代 縄文時代弥生時代古墳時代
遺構と遺物

縄文:土坑7基,遺物集中地点1か所/縄文土器(深鉢),石器(剥片)
弥生:竪穴建物跡1棟/弥生土器(広口壺),土師器(坏・皿・器台・高坏・壺・小型壺・甕),縄文土器(深鉢),土製品(土玉)
古墳:竪穴建物跡11棟/土師器(坏・皿・器台・装飾器台・高坏・鉢・壺・小型壺・台付甕・甕・小型甕・炉器台・ミニチュア土器),木製品(部材),金属製品(鉄鏃・鎌),土製品(土玉・支脚),石器(石鏃・剥片・磨石・砥石),縄文土器(深鉢)
時期不明:土坑34基/縄文土器(深鉢),弥生土器(広口壺),土師器(坏・甕),土製品(土玉),石器(石鏃・石核・磨製石斧・敲石),銭貨(寛永通寶)

特記事項・要約 並木新田台北遺跡では,縄文時代の土坑7基,弥生時代の竪穴建物跡1棟,古墳時代の竪穴建物跡11棟などを確認した。古墳時代前期の竪穴建物跡からは,東海地方の影響を受けた土師器の高坏と壺をはじめ,北陸地方の影響を受けた土師器の器台が出土した。
  • 平成29年度調査区遠景

  • 古墳時代前期の土器群