報告書

駒寄溜遺跡

書名ふりがな こまよせだめいせき
書名 駒寄溜遺跡
副書名かな しゅようちほうどうゆうきばんどうせんばいぱすじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名 主要地方道結城坂東線バイパス事業地内埋蔵文化財調査報告書
シリーズ名 茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号 372
編著者名 綿引英樹
編集・発行機関 公益財団法人茨城県教育財団
発行年月日 2013(平成25)年3月15日
郵便番号 〒310-0911
住所 茨城県水戸市見和1丁目356番地の２
電話番号 029-225-6587
遺跡名ふりがな こまよせだめいせき
遺跡名 駒寄溜遺跡
所在地ふりがな いばらきけんばんどうしゆだあざたてやま1071の1ばんちほか
遺跡所在地 茨城県坂東市弓田字立山1071-1番地ほか
遺跡北緯度 36度05分19秒
東経度 139度53分25秒
遺跡標高 15～17m
調査期間 20110601～20110731
調査面積 2,878㎡
調査原因 主要地方道結城坂東線バイパス事業に伴う事前調査
種別 集落跡／その他
時代 縄文時代平安時代時期不明
遺構と遺物

縄文：竪穴住居跡１軒，炉跡１基，遺物包含層１か所／縄文土器（深鉢・浅鉢），土師器，土師質土器（小皿），陶磁器（天目茶碗・擂鉢・皿類・碗類・瓶類・鉢類・甕類），石器（鏃・石皿・敲石），石核，剥片，椀状滓
平安：竪穴住居跡１軒／土師器（坏・甕），須恵器（坏），土製品（支脚）
不明：土坑77基，溝跡２条，ピット群２か所／縄文土器（深鉢），土師器（甕類），石器・石製品（鏃・双孔円板），石核，剥片
特記事項・要約 調査区は，台地から低地へと向かう緩斜面部で，縄文時代中期の住居跡と平安時代後期の住居跡を確認した。また，遺物包含層からは縄文時代早期から後期にかけての土器片が出土しており，長期にわたって土器片が流れ込んでいたことが明らかとなった。遺構の配置や周囲の地形などから，遺跡の中心は東側の台地上に広がることが想定される。

  • 調査区全景（南上空から）

  • 土器が出土している竈

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