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二の沢B遺跡(古墳群)

 
書名ふりがな
にのさわえいいせき にのさわびーいせき(こふんぐん) にがさわこふんぐん
書名
二の沢A遺跡 二の沢B遺跡(古墳群) ニガサワ古墳群
副書名かな
じゅうまんぱらしんじゅうたくしがいちかいはつじぎょう・としけいかくどうろじゅうまんぱらとうざいせんがいろせいびじぎょうちないまいぞうぶんかざいちょうさほうこくしょ
副書名
十万原新住宅市街地開発事業・都市計画道路十万原東西線街路整備事業地内埋蔵文化財調査報告書
巻次
 
シリーズ名
茨城県教育財団文化財調査報告
シリーズ番号
208
編著者名
江幡良夫/黒澤秀雄
編集・発行機関
財団法人茨城県教育財団
郵便番号
310-0911
所在地
茨城県水戸市見和1丁目356番地の2
電話番号
029 -225 -6587
発行年月日
20030321
遺跡番号
08201-110
遺跡名かな
にのさわびーいせき(こふんぐん)
遺跡名
二の沢B遺跡(古墳群)
遺跡所在地かな
いばらきけんみとしふじいちょうあざじゅうまんぱら
遺跡所在地
茨城県水戸市藤井町字十万原1117番地1000ほか
遺跡北緯度
36度27分40秒
遺跡東経度
140度23分32秒
遺跡標高
30〜32m
調査期間
20010401-20020228
調査面積
15550㎡
調査原因
十万原新住宅市街地開発業に伴う事前調査
種別
集落跡/墓跡
時代
縄文/弥生/古墳/平安/時期不明
遺構と遺物
縄文時代
竪穴住居跡 4軒,陥し穴 1基 / 縄文土器片
弥生時代
竪穴住居跡 13軒,墓壙 1基,土坑 4基 / 弥生土器(広口壺),土製品(紡錘車),石製品(管玉)
古墳時代
竪穴住居跡 6軒,土坑 2基,前方後方形周溝墓 3基,円形周溝墓 1基,方形周溝墓 1基 / 土師器(甕・台付甕・壺・器台・坩・高坏),弥生土器片,土師器片
平安時代
竪穴住居跡 11軒 / 土師器(坏・高台付坏・甕・甑),須恵器(坏・高台付坏・短頸壺・甑・甕),石製品(紡錘車・砥石),鉄製品(刀子・鎌・鋤先)
時期不明
溝 2条,土坑 132基,井戸 2基 / 弥生土器片,土師器片,須恵器片
特記事項
西田川右岸の低位段丘上に広がる遺跡である。弥生時代後期の住居跡を主とし,十王台式土器が出土している。また,管玉を副葬品とする同時期の墓壙が1基確認されている。周溝墓は前期のもので,前方後方形周溝墓3基が隣接して並ぶ。さらに,近接して円形周溝墓,方形周溝墓が確認されている。平安時代の住居跡から「幡田郷戸主君子部大倡麻呂」と刻書された石製紡錘車が出土している。
 

二の沢B遺跡 完掘全景
二の沢B遺跡 第139号土坑遺物出土状況
 
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